二木亜矢子 写真展『赤井川ローカル』

開催日4月3〜18日
二木亜矢子 写真展『赤井川ローカル』

このたび、Camp&Go White Wall Roomにて、赤井川村在住の写真家/デザイナーである二木亜矢子の写真展『赤井川ローカル』を開催いたします。
兵庫県出身の二木は、フィールドに近く、いつでも写真を撮影できる場所で自然と共存した生活をしたいという思いから、6年前に赤井川村に拠点を移し、夫と二人で暮らしています。
赤井川村は、小樽市の南西に位置するカルデラ地形の上にある村で、道内でも有数の豪雪地帯であり、良質のパウダースノーで知られるキロロリゾートや余市岳などのバックカントリーエリアとともにスキーヤーやスノーボーダーにはよく知られた場所です。二木自身もスキーヤーであり、写真家としての活動はスキーやスノーボードに関連したものが多くあります。

今回の展覧会は、タイトルに『赤井川ローカル』とあるように、二木が赤井川エリアでスキーを通じて出会った滑り手たちの肖像を集めたものが中心となっています。しかし、スキーヤーやスノーボーダーの姿を写した作品には、高くスプレーをあげながらのターンやジャンプをする滑り手の写真は見当たりません。画面の中の『赤井川ローカル』の滑り手たちは、二木の赤井川での暮らしの風景の中にあり、滑り手と写真家という関係性にとらわれない『赤井川ローカル』という営みをともにしています。

「等身大の自分が、必要で大切だと思うものを選ぶようにすると、人生で一番大事なことが見えてくるような気がします。 無理はしない範囲でシンプルに暮らすことが、自分にとっての幸せにつながると、ここでの暮らしの中で気づきました。」
こう話す二木を取り巻く『赤井川ローカル』たちとの時間をみなさんにも共有していただきたいと思います。

豊嶋秀樹(Camp&Go キュレーター)

二木亜矢子 写真展『赤井川ローカル』

会場:Camp&Go White Wall Room
会期:2021年4月3日(土)- 4月18日(日)
営業時間: 12:00 – 19:00
定休日:木曜日
入場:無料
お問い合わせ:0136-55-5161(代表SPROUT)/お問い合わせフォーム

※会期中のイベントや最新情報は、Camp&Goのウェブサイトやインスタグラム(campandgo.niseko)などでお知らせいたします。


作家プロフィール

二木亜矢子(にき・あやこ)
デザイン事務所、アウトドアメーカー勤務を経てフリーランスに。 雑誌、広告などを中心に、アウトドアスポーツ、自然に関わる分野など幅広い分野を撮影。 現在は北海道余市郡の赤井川村をベースを拠点にデザイン、写真、イラストなど多岐に渡り活動中。
Camp&Goが発刊する『LOG BOOK』では、写真とデザインを担当する。

<主な掲載雑誌>
BE-PAL(小学館)・ランドネ(エイ出版社)・フィールドライフ(エイ出版社)・ワンダーフォーゲル(山と渓谷社)・Fall Line(双葉社)・FREERUN ・bravoski(双葉社)